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ほとんどの人が間違って認識している『狂犬病』 後悔する前に読むべき理由

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狂犬病をご存じでしょうか。名前は知っているけど詳しくは知らない方がほとんどだと思います。それも1950年に狂犬病予防法が制定され、1956年を最後に、日本国内で狂犬病が発生していないからです。しかし現在も一部の国を除いたほとんどの国で、狂犬病が発生しています。海外に行く際、注意しなくてはいけない感染症の1つです。

狂犬病はすべての哺乳類に感染することが確認されています。感染経路は主に狂犬病に感染した動物に咬まれ、傷口からウイルスが体内に侵入することにより感染します。狂犬病に感染する動物はイヌ、コウモリ、キツネ、アライグマ等が挙げられます。人から人への感染はしません。


人間が狂犬病に感染すると、1〜3か月の潜伏期を経て、前駆期、急性神経症状期、昏睡期の3つに分かれて進行します。前駆期の症状は主に発熱、食欲不振、咬傷部位の痛みや掻痒感です。急性神経症状期の症状は不安感、恐水及び恐風症状、興奮性、麻痺、幻覚、精神錯乱などの神経症状があります。昏睡期の症状は昏睡であり、呼吸障害を引き起こします。昏睡期まで来ると、ほぼ100%死に至ります。


狂犬病を発症した後の有効な治療法はないとされています。現在も狂犬病は一部の国を除いて、ほとんどの国で感染する可能性があります。WHOの推計によると年間約55000人が狂犬病でなくなっています。また、そのうち約30000人以上はアジア地域での死亡者と言われているくらいアジアでは一般的な感染症です。


特にインドやタイは野犬が多い国として知られています。これらの国に限らず、多くの国で狂犬病が現在も存在しています。感染予防のために、むやみに動物に近寄らないことが重要です。場所によっては医療機関が近くにない場合もあるので、事前に狂犬病の予防摂取を受けることも効果的です。渡航先で動物に噛まれてしまった場合には、すぐに医療機関を受診し傷の手当と狂犬病にワクチンを摂取してください。帰国時に検疫所に相談することも忘れないようにお願いします。


渡航する際は、狂犬病に限らず様々な感染症に細心の注意を払う必要があります。渡航先の感染症情報や周辺の医療機関など下調べをしっかりとすることが重要です。国内旅行でも周辺の医療機関を調べておけば、万が一の事態が発生した際に迅速に対応が可能です。国内外問わず、土地勘のない地域へ行く場合は医療機関の場所を調べておくことをおすすめします。


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